長崎くんち 八坂神社さじき運営委員会

令和2年~令和4年までは新型コロナウイルス感染症拡大予防の観点から長崎くんちは中止となっています。

令和元年奉納

十月八日(火)朝(くんち中日)八坂神社奉納

魚の町

昭和36年本大工町(全部)と今魚町(全部)、酒屋町、紺屋町の一部を合併して現町域となっている。
町域の3分の1は「長崎市公会堂」と「長崎市民会館」となっている。「公会堂前広場」では7日と8日に奉納踊を見物することが出来る。

【傘鉾】
飾:うたせ網、魚籠、鯛、海老、わせ、葦(よし)を配す。
輪:蛇籠にさざれ石
垂模様:正絹無双に曙ぼかし織。(平成3年復元新調)
【奉納踊】
「川 船」(かわふね)

今博多町

新しく博多商人の町が出来て、古くからある町を本博多町、それに対して新しく出来た町が今博多町となった。
この町は昔の花街があった所とされ、くんちの草創期はとても活躍した町であったろうと思われている。
ここは昔の町界のままである。

【傘鉾】
飾:町名を記した金幣に玉垣を配し三社紋をつけた火焔太鼓に榊をあしらう。
輪:しめ縄
垂:塩瀬羽二重、亀甲形に鶴の文様入り三社紋織り出し。
【奉納踊】
「本踊」=長唄「今日爰祭祝鶴舞(きょうここにまつりをいわうつるのまい)」

玉園町

昭和38年に上筑後町の全部と東上町の一部、下筑後町の一部を合わせて現玉園町となっている。
玉園山の下にあるのでこの町名になった。

【傘鉾】
飾:玉垣に榊と朱の八つ足の上に冠と鈴を置き、中啓をあしらう。
輪:しめ縄。
垂:(前日)塩瀬羽二重「旭に雲の曙」(後日)塩瀬羽二重「秋の七草」
【奉納踊】
「獅子踊」

江戸町

長崎の町立ての頃にできた町で出島が出来てからは、その出入り口となる。
出島に日用品を売るコンプラ仲間の仲宿があった。
この町にはオランダ人が送ったという町紋があり、俗にタコのマクラと呼ばれている。

【傘鉾】
飾:昭和51年までは、「松と紅葉をあしらい白木鳥居に鳩を配す」、平成3年からは「朱塗杯とVOC染付け皿を猫足台に載せ下に洋酒の器を配す」となる。
輪:ビロード(表に和文字で江戸町、裏に洋文字でJedomachi)
垂:塩瀬羽二重に三社紋を金糸刺繍。
【奉納踊】
大正の頃は「兵式教練」、昭和51年「オランダ万歳」、平成3年からは「オランダ船(おらんだせん)」となる。

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長崎くんちの奉納踊は
国の重要無形民俗文化財指定

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